ワイン初心者のための基礎

お酒は大別して4種類あります。

 

まず、製法が「蒸留or醸造」で2つ、さらに材料が「フルーツor穀物」で2つ。
2×2で4種類になっていますよね。

 

この分類方法でいくとワインは「醸造酒」であり、材料は「フルーツ」です。
まず醸造酒を製造し、それを蒸留することで醸造酒になります。
そのワインを蒸留すると「ブランデー」を作ることができます。

 

混成酒はあらゆる種類のアルコールからも製造可能なものであり、
アルコールにフルーツやハーブ等の抽出成分が配合されています。
日本国内では「梅酒」が一番ポピュラーかと思います。

 

 

■他の醸造酒とワインとの差は?

 

材料が含有している糖分が「炭酸ガス」と「アルコール」に分解され、
そのうちのアルコールが形を変えて「商品としてのお酒」になるわけです。
その「分解」は酵母によって行われます。

 

糖分が入っていない「穀物」を放置していても、アルコールを作ることはできません。

 

ですが、ブドウには糖分が入っていますから、潰してそのままにしておくだけでも、
環境によってはそのまま発酵が進んでワインになります。

 

ちなみに、日本国内ではブドウを個人的に発酵させてワインにして、
それを消費することは禁じられているので気を付けてください。

 

また、穀物をアルコールにするのであれば「仕込み水」が欠かせません。
仕込み水次第で、完成するアルコールの風味がかなり変わります。

 

一方ワインに関しては、ブドウが直接的にワインになりますので、
ブドウ自体の味が非常に大事になってくると言えます。

 

そのため「ワインはかなり農業的なものである」と表現して良いと思います。
実際、ブドウのクオリティーがワインの風味の8〜9割を占めるとされています。

 

 

■ワインの生産国

 

ワインの産地に関してですが、
ドイツ、スペイン、イタリア、フランスなどの「旧世界」、
そして、アルゼンチン、チリ、オーストラリア、米国などの「新世界」に区分されています。

 

フランスはワイン王国として知られていますよね。
ですから、ロワール地域、ブルゴーニュ地域、ボルドー地域などのエリアごとに、

 

・作り手の特徴
・ワインの傾向
・ブドウの傾向、
・主なシャトー

 

などを把握しておきたいところです。
ワインについて学習するのであれば、地理にも強くありたいところ。

 

 

また、旧世界のヨーロッパの主要のワイン産地では、
ワインの格付けが「ワイン法」に従って厳格に行われています。

 

これには、ワインの生産地ごとの歴史ある製造法や特徴を保護し、
「○○産のワインです!」などと語るニセモノが流通することを
防止する意味合いがあります。

 

一例として、
「シャンパーニュ地域で」「所定の製造法や品種にて」作られた
「スパークリングワイン」のみに、シャンパーニュという名前が付くことになっています。

 

ワイン法に関しても学習しておけば、
よりたくさんのことをラベルから読み取ることが可能となります。
また、新世界と旧世界、国次第で違っているラベルの
初歩的な読み方も理解しておくのが大事です。

 

 

■ワインの基本を学習するために

 

ワインの勉強を始めるのであれば、
まずはワインの作り方や定義を知ることから取り組みましょう。
ワインには「ロゼワイン」「白ワイン」「赤ワイン」が存在しますが、
これは作り方やブ使用されるブドウによって異なります。

 

また、ワイン作りの各段階の作業の仕方の差が、ワインの風味にも差を与えます。
一例として白ワインの場合は、アルコール発酵のさせ方によって辛口か甘口かが定まります。

 

それから、長期的に木のタルを使って熟成させると、その木の匂いを込めることができます。
一方、熟成にステンレスタンクなどを使えば、木の風味のない新鮮味のある風味になります。

 

また、生産者、テロワール、ブドウの品種などによっても、ワインの風味は変化しますので、
ワインの材料となるブドウの性質やタイプに関しても、
基礎知識として抑えておきたいところです。

 

※テロワール:ブドウを生育する環境(気候、日照時間、土の性質など)

 

ブドウのクオリティーに影響が出ますのでテロワールについてもしっかり学びましょう。

 

それから、飲酒文化やワイン自体の歴史に関しても知っておくと、
より造形を深めることができます(これも初歩知識の範囲だと思います)。

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