おりもののニオイとSEXの関係性

男性にはほとんど無関係ですが、女性は性交渉の後に身体に異変が生じる場合があります。

■性交渉後におりものの臭いが変動する
性交渉の後に、陰部に何らかの変動が見て取れる場合があります。ただ、性器に変動が生じたからといって、男性ほど危険ではないケースが大半です。

◇おりものの悪臭がキツくなっても危険とは限らない
そもそも、おりものは少なからず臭うものです。子宮とその周囲の古びた細胞の残骸や、膣分泌液などで構成されているのですから当然です。

さらに、陰部は発汗量が多い場所でもあります。バルトリン腺からの発汗ならまだしも、臭い汗を出すアポクリン汗腺からの発汗の場合は、もちろん悪臭が酷くなりがちです。

 

さらに、皮脂腺から出る皮脂もおりものの構成物ですから、自然と臭いがキツくなりやすいのです。当然、おりものの分量が増えるほど、悪臭はキツくなる傾向にあります。

そして性交渉の後は、おりものの分量が多くなる可能性が高いのです。なぜなら、性交中は刺激や性的興奮などで陰部が湿る事が多く、これに伴っておりものも増えがちだからです。

ですから、おりものの悪臭が酷くなったように思えるのです。つまり、性交渉の後におりもののの悪臭が酷くなったとしても、他の異常が無いならば、性病の可能性は低いという事になりますね。

■性交渉後の血の混じったおりもには注意
ただし「おりもの変動そのもの」に、全く危険性が無いわけではありません。例えば臭いうんぬんではなく、血液がおりものに入ってしまっている場合です。

この折、当然ですが膣のどこかに傷が生じてしまっている恐れがあります。膣にはたくさんの細菌が住んでいますから、放置していると傷口に細菌が侵入してしまうかもしれません。

 

そして、生理期間中(には性交渉はあまりしないでしょうが)やその前後にも、性交渉後のおりものに血液が入ってしまう可能性があります。

また「傷」以上の重大な疾患の兆候という場合もあります。その内、一番恐ろしいのは子宮頸がんです。この疾患に陥っている可能性がどうしても否定できないわけですから、おりものに血液が入っていた場合は、医療機関に診てもらった方が無難です。

病院に行けば別ですが、おりものの悪臭や血液の有無だけで性病かどうか判断するのはなかなか困難です。「臭い」や「血液」以外の情報にも色々と目を向けておきましょう。